Skip to content

温度計に使われる温度センサーとは何?

温度センサーは、その名の通り物品や空気などの温度を計測できる装置です。

大きく分類すると接触式と非接触があります。非接触センサーの場合は、熱電対やバイメタル式、白金測温抵抗体、サーミスタ測温体、液体充満式、水銀温度計などの温度計があります。それに対して、非接触型センサーは、物体から発せられている赤外線を測定することで温度を測る温度計です。

温度センサーが最も活用されるのは、冷蔵庫です。冷蔵庫内の温度を一定に保つことに貢献しています。家庭用冷蔵庫は冷蔵室と冷凍室の一体型がほとんどで、それぞれを独自管理しているのです。また、身近な装置の中では、エアコンにも搭載されています。エアコンに搭載されているタイプは、温度が上昇すると電気抵抗値が減少し、その抵抗値を温度に換算しています。エアコンは常に一定温度になるようにコントロールされます。

その他の、装置としてはガスコンロが挙げられます。ガスコンロの火災を防ぐために消し忘れ防止機能が付いているのです。ガスコンロへの温度センサーの設置は平成20年4月から義務付けられました。ガスコンロの機種によっては、なべの焦げつきを検知し自動的に火を消す機能や、揚げ物の適温を保つための油温度調節機能、湯沸かし時にお湯が沸いたら自動的に消化機能などが付いています。ガスコンロの火災はこれらの機能搭載により、以前と比較して30%も減少していて、火災に対するリスクの軽減に貢献しています。

Be First to Comment

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *